Mar 28, 2014

春の訪れを待つ福島へ ~冬のおやつと春のおやつ~

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パンダーズ3号は北国育ち。現在は諸事情で暖地(さいたま)に住んでいるのだが、春や秋になると どういう感情だろうか、まだ冬である東北 もう冬である東北へどうしても行きたくなる。
謂わば、原点回帰と言う名の「現実逃避」。

さいたまでは桜の蕾がもうすぐほころびそうなある日、北へ。故郷、福島へ。

雪だ…!それだけで気分が上がる。懐かしい風景に目を細める。
さっそくおなかが空いたパンダーズ3号、道の途中「裏磐梯」でひらめいた。ワカサギ!

ここ裏磐梯の「桧原湖」は標高800mにあり、磐梯山(会津磐梯山とも言う。ご存知の方も多いだろう)、安達太良山(高村光太郎 氏「智恵子抄」でもお馴染み)、吾妻山(山形県と福島県の県境に伸びる火山群。その中の吾妻小富士の火口は福島市からよく見え、シンボル的存在)に囲まれる。桧原湖は磐梯山の噴火で川がせき止められて出来た湖であり、周辺には有名な「五色沼」、他にも秋元湖、小野川湖、雄国沼等、大小含めると300もの湖沼が存在する。
周辺には温泉も多く、紹介しきれないほど。夏は最高の避暑地である。会津蕎麦も美味しい。ぜひ訪れてみてほしい。

さて・・・ワカサギ・・・と足を向けると、さすがに3月、端の方から少々 湖面の氷が解けている。
ここ最近肥えてしまったパンダーズ3号、自分の重みでバリバリと氷にヒビが入り、自分もあぶないどころか、ワカサギ釣りを楽しむほかの方々まで湖にドボン!なんてことを想像してしまったら、ちょっと怖くなってしまった。
今度はもうちょっと早く現実逃……原点回帰に来よう。そう決心した。

ワカサギ釣りは11〜3月まで。遊漁料日釣券:700円と、とてもリーズナブルに冬のおやつにありつける。
お腹いっぱい食べられるかどうかは、あなたの腕にかかっている。


北会津でイチゴ狩り

思いっきり単純だが冬っぽいおやつが駄目なら春っぽいおやつ。
春っぽいおやつ=イチゴ。

イチゴをお腹いっぱい食べたくなったパンダーズ3号、「JAあいづ北会津フルーツランド」に相談しに行けば、いま食べごろの北会津町内の各果樹園を紹介してもらえると聞き、早速車を走らせた。
食べごろのイチゴ園の紹介を受け、一目散にイチゴ園「観光園 久ちゃん」へ。腹ぺこなのだ。

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わあ、いっぱいのイチゴ!種類はさちのか、紅ほっぺ。

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いただきまーす!もちろん食べ比べもしながら、冬を探しに来たはずのパンダーズ3号、春の最高のおやつをたらふくいただいた。

営業時間・アクセス

JAあいづ北会津フルーツランド

福島県会津若松市北会津町下荒井字宮東531の4 TEL:0242-58-3646
各果樹園により異なるが、営業時間は9時頃~16時ころまで入園、定休日も果樹園によって異なるので要問い合わせ。
イチゴの他にさくらんぼ、メロン(10名以上)、ブルーベリー、桃、ぶどう、梨、りんごの果樹園を紹介してくれる。


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帰路で見た会津の夕暮れは、故郷を去って10年以上も経つのに都会暮らしに未だに慣れないパンダーズ3号の心と目頭を、じーんと熱くした。

桧原湖へのアクセス

JAあいづ北会津フルーツランドへのアクセス

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